みなさんこんにちは、ひばさんです。。
しばらく私的に資格の勉強をしている間に世の中は・・年末に向けて進んでいるではありませんか!
そう、そしてまもなくクリスマスもやってきますね!
ということで、今回はクリスマスに必須(?)のクリスマスツリーを買った時や、各方面へのクリスマスプレゼント、ごちそうを準備した場合などなどについていろいろ考えてみたいと思います(^_^)
それではどうぞ!
クリスマスツリーを買いました!という場合・・
クリスマスツリー、みなさんのところにはありますか??
クリニックや一般のお客さんを迎える小売り店、美容院などなど・・お店のインテリアとして必須!!というところから、「特にいらないわ!」という事務所関係などなど、それぞれだと思います。
特に資金に余裕がない中小企業などの場合、あんまり「社員のモチベーションアップのため」に置くこともないかと思いますので、きっと店舗のインテリアとして導入しているところが多いのでないかと思います。
この場合、それほど高くなければ(資産計上するほどでなければ、の意味)『備品消耗品費』で問題ないと思います。うっかり(?)高価なツリーを買ってしまったり、元々飾る場所が広範過ぎて10万以上かかるわ!!という場合は、資産計上することになるかと思いますので、その場合はこちらの記事もご参考ください。(参考⇨『観葉植物代に使える勘定科目のまとめ!リースや贈答の時はどうする?』)
備品消耗品費 / 普通預金等
また、ツリーに乗せる星を買った。モールを買った。綿を買った。サンタを買った。もろもろぜーんぶ備品消耗品費で良いでしょう。
万が一、観葉植物などのように
「我が社では社員食堂に置いています。緑ですし、置くと社内の雰囲気もグッと変わって社員のモチベーションもクリスマスに向けてだだ上がりです!」
などと、社員に向けた社内の環境整備の一環として置く場合は福利厚生費という勘定科目でもアリです。が、この場合も備品消耗品費でも間違いではありませんので、あまり悩まずに行きましょう!
贈り物用は少し注意して仕分けします。
ここで、贈り物用のグッズについて確認します。
上で、「ツリーは何にせよ備品消耗品らしいな。」と思ってしまいがちですが、ツリーを贈り物用にした場合「接待交際費」の可能性が出てきます。まあ、ツリーをギフトにする場合はあまり無いかもしれませんが・・
ツリーに限らず、取引先やお客さんなどの「社外の人」に向けての贈り物を購入した場合は「接待交際費」になります。たとえばですが、取引先の担当さんなど、個別に訪問してくる人向けに少額のプレゼントを用意する場合などです。
私もかつて訪問していたお客さんから、ロクシタンのハンドクリームやトライアルセットとか貰うことがありました。いざ自分が贈る側(?)となりましたら、価格帯とかブランドとか実にちょうど良いです。
接待交際費 / 普通預金等
適用は、ちゃんと「○×社 △△さんへ」などと記載するようにしましょう。
さらに、ケーキ屋さんや飲食店さん等がお取引先となっている時、お付き合いで何かしらのモノを購入する場合もあるかと思います。その場合、誰が食べるか・・というのもちょっと問題にもなりますが、この場合も「接待交際費」となる可能性が高いです。ケーキなど、三時のおやつで社員みんなで食べれれば福利厚生費でもOKそうですが、「いつもあの人が持ち帰ることになってるのよね・・。」とかですと、厳密に言えば給与に近いです(ほんの数千円ですけどね)。
クリスマスのケーキ、さらにお正月のおせちなどをお付き合いで買った場合は「接待交際費」とお忘れなく・・
社員向けにクリスマスの何かを準備した。
イベントを大切にする会社の場合、社員向けに景品を準備したり、おいしいモノを準備したり、プレゼントを準備したり・・等と言うこともあるかもしれません。
この場合は福利厚生費という科目で処理が可能です。
福利厚生費 / 普通預金等
ただし、このときに特定の社員に向けてのみのプレゼントだったりすると「給与」となる可能性があります。
給与になると何がまずいか・・ということになりますと、その分源泉所得税を考えなくてはならなかったり非常に面倒な事になります。
「福利厚生費」という科目は、その性質上「給与」との区別が難しい場合が多々あります。特定の社員への利益供与ということになると、給与課税になる可能性が高くなりますので、みんな公平に楽しめる様に気をつけつつクリスマスを楽しみましょう!
まとめ
以上、クリスマスを見据えて科目をまとめて見ましたがいかがだったでしょうか!
「10万を超えるツリーは減価償却!」
「基本備品消耗品費!」
「福利厚生にするときは給与にならないかも確認!」
の三つを押さえて楽しいクリスマスを迎えてくださいね~!