修繕費にしてもいいの?修理代以外にも使える科目「修繕費」

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みなさんこんにちは、ひばさんです。

突然ですが、会社事務所のストーブが臭います・・。

今の会社に来て、早2年でしょうか。ストーブはひばさんよりも昔から事務所におりまして、かれこれ10年は頑張っているとか(ウワサ)。

さらに、掃除も10年程度はされていないとか・・(これもウワサ)

10年!

臭うわけですよ!

ということで、ストーブ掃除を考えているのですが、時期的に今掃除されると冬が越せません。。だって寒いもの・・←東北の12月

暖房器具のお掃除は、暑い時期にやってしまわなければなりません!今思っていても遅いけど・・もしこの記事を夏に見ているあなた!あなたはラッキーです!今やってしまいましょう!?

さてさて、そんなストーブ掃除ですが、一体なんの勘定科目にするのが正解なのでしょうか。

そう、何の科目が良いのかといえば、ここは「修繕費」をおすすめします!

え、修繕費って、モノを治すときの修理代だけじゃないの?

という皆さま。他にも修繕費になるものってあるみたいですよ♪

目次

修繕費は、資産の通常の維持管理や、修理に当てられるもの!

読んで字のごとくなのですが。

修繕費とは事業用資産(建物や付属設備、機械設備、車両運搬具、器具備品など)の修繕や、維持管理の為に支出されるものです。

よく「修繕費」と検索しますと

「資本的支出」などと言う単語も多く出てきます。

が・・

今回はそうではなくて、「資産の維持管理」が該当します。

資産の維持管理、といえば・・まさしく今回の臭うストーブ掃除などが当たります。

ストーブは事業用の資産ですし、その維持管理のための支出です。

定期的なメンテナンスだったり、「そろそろ掃除しなきゃ・・壊れるんじゃない?」みたいな

維持管理のための掃除代(業者にお頼みします)は、修繕費となります。

仕訳をしてみると、

修繕費 / 現金等

となります。

同じ考えで、自分では掃除できないエアコンや、機械設備の点検費用なども修繕費でOKですね!

とはいえ、勘定科目は会社によって体系も微妙に違うものです。ですので、

「見てみたら雑費に入っていた・・!」

とか

「うちではそういうのは支払手数料だ・・どうしよう。。」

となっても、心配することはありません。

滅多に出なくて科目に迷っているときは、これから「修繕費」を。

何かしら毎年管理費用は出ていて、他の科目を継続して使っているのであれば、そのままで!

とりあえず気をつけておきたいところは「どれかの科目に統一しておく。」というところでしょうか。

去年は「雑費」、今年は「支払手数料」なとどしてしまうと、前年対比をしたときに、「あれ?去年はこの科目それほど金額大きくなかったのに、今年は沢山でてるなー。」ということになりかねません。

雪国特有の除雪費用も、修繕費

そういえば、なんですが・・

除雪費用も修繕費になります。

会社の駐車場、ご自分で雪かきをされていますか?

車1台2台分であれば、なんとか行けるけど・・少人数で広大な駐車場を雪かきする・・

これほど絶望を感じることは、他にそうそうありません。

業者に除雪を頼んだ場合、駐車場も会社の資産であり、その維持管理となりますから、ここも修繕費という科目が使えます。

「修繕費」というと、修理!というイメージがありますが、維持管理のための費用である・・と頭に入れておくと便利ですね♪

まとめ

以上、簡単でしたが

「会社の資産の維持管理にかかる費用は修繕費になるよ!」というお話でした。

良くある例としては

  • エアコンの掃除代
  • ストーブの掃除代
  • 駐車場の除雪費用
  • 会社敷地の除草費用

などなどです。

通常の維持管理を超えて耐用年数が延びそうなもののみ注意しておけば、日常的に使える「修繕費」ですので、是非使ってみてくださいね。

注意点としては、すでにほかの科目を使って毎年処理をしている場合は、その科目に合わせた方が良いということでした。

去年何で処理をしたか忘れてしまう場合は、会計ソフトに覚えてもらう方法もあります。

たとえば、会計ソフトを開いて

⇧「仕訳ルール」設定を選んで・・

⇧仕訳ルールの「新規登録」をクリック!

「適用」や、「勘定科目」を登録します。「どの科目だろう・・」と迷っても、ソフトが「たとえば、この科目の時はこんな支出です!」と例示してくれるので、探して登録してしまいましょう。

⇧全部の項目が埋まらなくても登録可!です。これで、次に科目を忘れてしまっても、ソフトが覚えていてくれます。適用や科目から登録した仕訳を呼び出して処理することができます。便利!!

ちなみに画面はやよいの白色申告オンライン ですが、青色申告でも同様にいけます。

やよいじゃないよって方は、やよいの白色申告オンラインをゲットするか現在使っているソフトの同様の機能を探して使ってみてください!

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やよいの青色申告オンライン公式ページはこちらから⇩⇩⇩

法人向けはコチラ⇩

参考 修繕費とならないものの判定/国税庁

⇧⇧⇧エアコンなどのお掃除は暑くなる前に・・!

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