みなさんこんにちは、事務屋ひばさんです。
昨日はバレンタインデーでしたが、みなさんチョコはたくさん食べましたか??
営業さんを始め、仕事上でもチョコを準備した方もいらっしゃったのでは無いでしょうか。
実は、チョコに限らず
「お歳暮」
とか
「お中元」
または、お取引先などに
「ちょっとした贈り物」
などなど、意外と
これって・・どうなの~?
というものが出てきます。
今回は、「チョコって交際費にならないの!?」っていうテーマではありますが、その他の贈り物でも十分応用ができる考え方をご紹介します!
ご興味ある方はお付き合いくださいませ~(^_^)
チョコが交際費となる場合
チョコが交際費となる場合・・それは、
「その得意先、仕入先その他事業に関係のある者などに対する接待、供応、慰安、贈答その他これらに類する行為(以下「接待等」といいます。)」になるときを言います。
(参考)交際費等の範囲と損金不算入の計算 /国税庁
つまり、社外の仕入れ先、お得意さんなどで「いつもありがとう!これからもよろしくね!?」という形でお渡しする場合ですね!
チョコをもらったから便宜を図る・・ということは無いでしょうが、円滑な人間関係を築くため(?)チョコの受け渡しが行われる場合です・・。
ひばさんも、かつてお客さんのところに出入りする仕事をしていた時は、この時期はバレンタインデーにあやかってチョコをいただいたりしました。懐かしいですね・・←過去形。
会計事務所でしたので、その後は「チョコがちゃんと経理処理されている場合」は、ああ、ちゃんと経費で落としたんだなって思いましたし、逆に出てこない時は「あ!あれポケットマネーだったんだ・・。ありがとう・・。」等と感じたモノでした。
それでは、逆にチョコが交際費とならない場合はどんな場合なのでしょう・・??
このチョコは交際費にならない・・。では、会計処理は?
「交際費」となるのは、「社外の取引先」向けとなりますので、会社内で渡す場合は交際費とはなりません。。
いつもお世話になっていても、社長、上司、同僚、後輩などなど・・同じ会社で働く仲間同士では会社の交際費とはなりません。
「うちは、会社でチョコが配布になるよ~!」
という場合、「給与」もしくは「福利厚生費」などなど別な科目になります。
たとえば、特定の人に配られる場合などは「給与」という扱いになるでしょうし、「給湯室においてあるから、みんな食べて元気に仕事してね!!!」という社員全員が等しく恩恵にあずかれる場合は「福利厚生費」という処理になります。
さらに給与の場合は、たかがチョコのくせに「源泉所得税」とか気にしなければならなくなりますので、あんまり高価なチョコだと経理処理も大変になります・・。
チョコを例にしていますが、ホワイトデーでも同じですね!
このほか、お中元であったり、お歳暮であったり、はたまたちょっとしたギフトや慶弔費などなど・・。以外と「接待交際費」になるのか「給与」になるのか「福利厚生費」になるのか・・!?と迷うモノがたくさんあります。
送り先は誰なのか?
が大きな判断のポイントとなりますので、領収書や注文書、経費の精算書などにはしっかりと相手方を記載しておくことが大事ですね!
ポイント1.事業に関係のある人への贈り物なのか?➡YESであれば、経費処理ができますね!
ポイント2.社外の人への贈り物?➡YESであれば、接待交際費!
ポイント3.社内の人への贈り物?➡特定の人への贈り物は給与課税に注意!
ところで、販売促進費にはならないのか問題。
ところで、「販売促進費」って科目もあるかもしれません。
これは、特定の取引先ではなく・・・どちらかというと、不特定多数の人達にお配りするノベルティなんかに使われるものかと思います。
自社の商品を見に来てくれたお客さんたちに、社名入りのチョコ(どんなだ)を配ったりとか、保険の外交員さんが配るボールペンとかが対象になります。
こちらはむしろ「広告宣伝費」という科目の方がしっくりくるのかもしれません。
こうしてみると、たかがチョコですけど勘定科目は奥が深いですね~・・
ここから話が変わりますが、この記事を書きながら
社名入りのチョコ・・どんなだ!
と思ってネットをさまよっていたら、社名入りのチョコ、実現できそうでびっくりしています。
正しくは、パッケージに入れる感じになると思うのですが、なんとラクスルで手配ができそう・・!?
渡す相手、目的やシーンなどに合わせてお菓子も選べるみたい・・こりゃ・・やってみたい・・!
一律、「バレンタイン用!」として注文してしまえば、ひとまとめで交際費処理もできて手軽そうです。
面白そうですので、ご興味がある方はちょっと覗いてみてもいいかも(^^♪
ノベルティ・グッズ制作➡お菓子 で探してみると、使えるお菓子がわさわさ出てきます!いいなぁ・・
\お菓子の手配も!/