会社設立やってみた。感想と反省点などなど。マネーフォワードはどうなのか!?

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みなさんこんにちは、事務屋ひばさんです。

いきなりですが、昨年末ついにひばさんも・・法人設立を果たしました・・!!

ひばさんのブログを読んでいただいている方は、すでに法人の経営者さんであったり、経理の方が多いのかな~?と思いますが、今まさに「そろそろ法人成りした方が良いのかな~?」と悩んでらっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。

近年ではネットを通じて簡単に会社設立をできるようにもなったため、「退職後に社保を下げたい」とか「副業を本格化したい」とかとか、わりとお手軽に「会社の設立」というものにチャレンジする方も居られるかと思います。

今回ひばさんは代表ではありませんが、定款を作ったり法務局への届け出を作成したり、社保に入る手続きをしたり・・と、一応事務量としてはそれなりにありました。

曲がりなりにも行政書士試験を受けている身ですので(詳しくは「行政書士試験を受けてみました。スタディングアプリを利用してみてのレビューなど」)、自分で設立作業を行おうと思い・・それ用の本を1冊購入し・・めでたく設立!

となりましたが、白状しましょう・・

税務署への青色申告の届け出が未了です!!!

つまり、まだ手続き関係が終了していない、ということです!!(注・この記事投稿時点。)

思い立ったときはそれなりの勢いがありましたが、日が経つにつれて

「今日はここまでで良いか!」

「先に・・こっちやっとこう。」

となって、ついには

「もう少し切羽詰まってからでも良いな!」←ダメ

という状況まで来てしまいました。。

そんなひばさんですが、今立ち返ってみて、一番手間がなく、且つスピーディ、さらに学びもあって正確なのはコレだな・・というのを今回はご紹介したいと思います。

これから法人を設立するにあたり、「自分でやろう!!」という方はおそらくこれに勝るものはないと思います。得られる知識も十分、節約できる時間も十分、自分でやったという実感も十分。ぜひ参考にしてみてくださいね!

目次

法人設立の流れ

今回ひばさんが設立した法人は、「合同会社」というものです。

「株式会社」を始めとし、いろんな形態の法人が存在しますが、現在は「有限会社」というのは新たに設立することはできませんし、今「会社を作ろう!!」となった場合に選択するのは「株式会社」もしくは「合同会社」かと思います。

「株式会社」の方が一般的に耳にする機会が多いと思いますが・・なんと、「合同会社」の方が安く作れて「手続き上も取り組み安い」のです。

えー、でもなんか・・え??合同会社?聞いたことない~・・

と思われるかもしれませんが、安心してください。アマゾンジャパンだって合同会社です。

ということで、もう「作る!」となったら「合同会社」一択だったわけですが、流れとしては・・

  • 社員の構成や出資金額、会社の目的などの基本事項を決める
  • 会社の印鑑を作ったり、代表社員の印鑑証明を準備したり書類作成の準備をする。
  • 定款や、法務局への届け出書類を作成する。
  • 登記申請をする。

といったところでしょうか。

かなりざっくりとまとめていますが、これらを一個一個こなして、関係行政機関等に届け出などを出していきます。

ちなみに、私が参考にした書籍は

図解 いちばんやさしく丁寧に書いた合同会社設立・運営の本

という書籍です。

実際に購入したものはこの一冊のみで(まだ終わってないけど・・)、本で紹介されている作業を追っていくだけで、比較的簡単に設立までこぎ着けることができました。もし、「全部ぜ~んぶ!自分でやってやるさ!」という場合はご参考にどうぞ・・!

 ↓図解 いちばんやさしく丁寧に書いた合同会社設立・運営の本/著 中島吉央

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自分で設立するメリットとは。

最初から「会社が作りたい・・!よし、行政書士を探そう!」と思われている場合は別として、

滅多に無い機会だからね!自分でできないの?」

少しでも経費を抑えたいんだけどな・・

と思われている方もたくさんいらっしゃるかと思います。

私自身、「いや、自分でできるんじゃ無いかな・・。」という甘い見通しの中で着手したわけですが、やはり自分でやって良かったという部分もあります。

たとえば、「会社の設立」をきっかけとして、社会の仕組みがわかるようになります。

設立するためには、会社の「定款」という決まりを作って、法務局へ届け出ないとならないこと。

このほか、社会保険関係であったり、税務署や市町村・都道府県にも。会社と社会との関係なんかがわかって、次にする事務作業やなんかも自然とチェックできます。

事業を行う上で、サービスや商品を販売したり購入したりするだけでなく、どんなところとどんなつながりがあって、どんな事務処理なんかをやらなければならないのかがわかってきます。

必要事項として、知識ではわかってはいても、実際やってみるとイロイロ気づきもあります。

専門家へ依頼しても教えてはもらえますが、頭への入りようが違ってきます。

本業がすでに開始していて、もう経理処理も速攻進めなくてはならない・・などという場合は別ですが、まだ手が空いている様でしたらやってみても損は無いかと思います。

さらに、自分でやると専門家への手数料分も節約できます。

自分でやっても、新しく印鑑を準備したり、資本金を準備したりと結局はお金がかかりますので、少しでも節約できるのは良かったです。

・・しかしですね。最後にご紹介するサービスを利用しますと、なんというか・・自分でやるより安く上がる場合もあります。私は自分でやることで若干多く払っちゃったくちです(^_^;

自分でやるメリットは、自分の知識として蓄えられること!

自分でやって大変だったこと。

大変、と言いますか・・「あれ?コレで正しいのかな????」という疑問がずっとつきまといました。

だれも

そうそう、あってるよ!正解!じゃあ次いこう~!

なんて教えてくれません。

そう、正解がわからないというか・・間違っていても、よくわからない。多分気づかない。

私は本を参考に進めた訳ですが、やはりそれでも初の試みでしたので、「これでいいのかな??」「こういうことかな?」と常に考えながらでした。

また、仕事環境的に、少し作業を進めては間を置き・・しばらくしてからちょっと戻って思い出し・・再び作業して・・また中断して・・とまとめて集中してできる時間がそれほどありませんでしたので、「作業の流れの確認」にもかなり時間を取られました。

まあ、初めてやる仕事は何事もそうであるかと思うのですが。

そして、「電子定款」ついて。

定款は、書面で作成する場合40,000円の印紙を貼付する必要があります。が、これを「電子定款」にすることによって40,000円を浮かすことができるのです。

40,000円の節約!?やるっきゃない!

本を読んで知って「是非!」と思ったのですが、「電子定款」を自分でやるには・・

あらかじめマイナンバーカードなどを取っておく事が必要になります

電子定款について知った時点で、私はマイナンバーカードを取得しておりませんでした。。

私の場合、登記する日を先に決めていたので、コレはちょっと時間が足りずに挑戦することができませんでした。非常に悔やまれます・・。

あと思いつく大変だったこと。

まだ、手続きが・・全部終わっていません!!

冒頭で述べた通り、まだ税務署への届け出が未了でございます・・。これ、鉄は熱いうちに打てというか・・。一気にやってしまうべきでした。

着手したら最後まで一気にできる環境って実はとても大切です。時間が経つにつれ、知識が薄れるのみならず、必要な作業が抜けてしまうことも・・。

私の場合、最初から「自分でやる」一択だったので、ネット上で手続きを簡単に進められる方法を探らなかったのが悪いのですが、会計ソフトを提供している会社などでは、法人設立のサポートシステムがあるようです

以上の様な現状を踏まえ、一つご紹介しておこうと思います!

会社設立をもっともカンタンに行う方法はコレ。

設立した後に知ったのですが、設立するのに一番簡単な方法はコレです。やよいやマネーフォワードの会社設立サービスを利用することです。マネーフォワードの場合、設立関係に加え、

後々必要となる印鑑も合わせて準備できるなど、

「まずコレに任せておけば、あとから焦らない」

という環境が準備されています。

自分で登記手続きをする際は、パソコンを使って定款を作るわけです。

ワード・・?ワードで作ればいいの??サイズ、サイズは??

形式はこれで良いの・・?

印刷?そういや印刷はどの紙にすればいい?製本するの?え、じゃあ・・A3とか?いや、うん?え、ホチキスで止める?ノリ?ノリではるんか!?

ずっとこうです(笑)

果たして印刷する際のサイズは??記載内容はこれで足りてる!?等々、常に手引きを参照しつつ、パソコンとにらめっこ状態でしたが、マネーフォワードを利用して設立する際は訊かれる必要事項をフォームに入力していくだけで、設立作業が完了してしまいます。

あらかじめ法律系の知識が無くても、画面に従って必要事項を入力していきますと、いつのまにか重要な作業が終了しています。

そしてあの電子定款。

私の場合、せっせと自分で登記などして頑張った訳ですが、、後から知って、悔やんでも悔やみきれない(?)のが電子定款にも対応しているという点。

先にもちょっと触れましたが、電子定款にすれば、定款に貼り付けしなければならない40,000円の印紙代が節約できます。この電子定款の作成代行(行政書士費用)が5,000円で受けられます。なので、定款にかかる費用が40,000円→5,000円・・。

これだけでかなりお得ではないですか・・。

法人設立のサービス自体はゼロ円で利用できますし、設立後にマネーフォワードクラウドの有料プランを利用する場合はこの5,000円も無料となるようですので、実際にかかる費用は登録免許税の60,000円のみです。

自分で設立するよりも安くなってきますね・・!?

つまり、登録免許税(6万)のみでの設立も夢ではない・・。(*5,000円以上かかる場合は、全額無料ではないそうです)

現在は、キャンペーン期間中で(2024年5月13日~2024年9月30日)、法人限定で適用条件を満たすと1年間の利用料が実質ゼロ円(相当額がAmazonギフト券でもらえるそう)になるそうです。キャンペーンはちょいちょいやってまして、内容が変わっていることもあるので事前にチェックしてみてください。

設立時は何かとお金が出ていきますので、ギフト券でももらえるとありがたい・・!

\ キャンペーン中! /

公式ページの確認はコチラからどうぞ・・↓

それから、個人的にお勧めだと思ったのは印鑑の作成もできるなど。

会社の印鑑なんて、果たして一体どんなのがいいのか・・。。ハンコをあまり利用する事が無い場合、どこで探したら良いのかも迷いますね。そんな印鑑の作成もフォローしてもらえれば、会社の通帳を作る段階で焦ることもありません。

サイトの利用方法も簡単。ネット上に設立に必要な事項を入力するようフォームができていますので、そこのページにアクセスし、必要事項をサクサクと入力していくだけです。。

先のひばさんの様に「作成する書類はこんな感じで良いのかな??」「他にやっておく作業は無かったかなあ??」とモヤモヤする事はなさそうです。

今となっては、自分でやって遠回りしたかな?とさえ思いますけど。。

ガイドに従って登記書類を準備すれば良いので、いちいち自分がどこまでやったのか、これから何をするのかを確認する手間も省けます。

そして・・現在ひばさんが止まってしまっている「設立後の作業」ですが・・

設立後に必要となる年金事務所や都道府県税事務所へ届け出る書類の作成も可能な上に、法人銀行口座や・・バックオフィスツールなどもあるとか・・!!

えっ!

ひばさんはあと税務署と県税事務所、市役所への届け出のみなのでイマサラですが、最初から知っていたなら・・知っていたなら・・

・・お金で経験を買ったと思うことにします。

そして、起業した後に気になってくる事の一つに、「経理をどうしよう!?」というのがあります。ひばさんのブログは主にそうした「経理どうしよう!?」と迷っている方向けに書いてるモノも多いのですが、そんな中支えてくれる心強い味方が会計ソフトです。

「会計ソフトは事業が軌道に乗ってからでいいかな~。」

と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、軌道に乗ってしまうと、会計ソフト導入に避ける力は半減してしまうことをお忘れ無く・・!!

いやいや、会計ソフトはあとでじっくり選びたいよね!

という方も、少しでも処理する仕分けが少ないうちにソフトを導入してしまった方が、チェックも楽にすみます

会計ソフトもイロイロあって結構悩んでしまうモノですが、会計処理が少ないうちに導入してしまった方が圧倒的にラクですので、法人設立と一緒に会計ソフトまで決めてしまうのも一案かもしれませんね!

\ 公式ページを確認! /

まとめ

以上、今回はひばさんが実際に法人設立をやってみて思った「自分でやってよかった事と大変だった事」、さらに「大変だったとこ」をカバーしてくれそうなマネーフォワードのサービスをご紹介してみました。

自分でやるのも勉強になって良い!!

と思いますが、それこそ「法人設立を生業とする」のでなければ、あえて経験しなくても良いのでは??と思う自分もおります。

起業をするか否か。起業の方法をどうするか。という点を迷われている方は、是非参考になさってくださいね(^_^)!

おまけ

公式ページ、F&Qもちょっとご紹介しますね!

どのくらいの期間で設立ができますか?

⇒マネーフォワード クラウド会社設立を利用すると、株式会社の場合2週間程度、合同会社の場合1〜2週間程度で設立ができます。

会社設立を行うにあたり用意するものを教えてください

  • 発起人全員の身分証明書のコピー・印鑑証明書
  • 法人の印鑑(マネーフォワード クラウド会社設立内でもご購入いただけます)
  • CD-R(電子定款を選択される場合)
  • 会社設立にかかる税金等の現金(株式会社の場合は20万円程、合同会社の場合は6万円程)

会社設立(登記)後の手続きにも対応していますか?

会社設立後の各行政機関への手続きに必要な帳票の出力が可能です。※ 年金事務所、税務署、都道府県税事務所、市町村役場

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この記事を書いた人

合同会社インセクト所属、独立系のファイナンシャルプランナー(AFP)。
極力専門用語を交えず、普段の言葉での記事作成がモットー。
現在は法務関係強化(?)で行政書士の資格取得目指して勉強中(3年目)。
働きつつ資格取得を目指すみなさんの参考になればと学習の様子もたまに紹介。
職歴は会計事務所に10年(監査業務)、一般の中小企業で3年(総務経理)。
40代の1児の母。シルバニアの写真を撮るのが好き。

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