みなさんこんにちは、ひばさんです。
さてさて年末もあとわずか。やり残したことはズバリ年末調整!
という・・一人会社の社長さんはいませんか~(^_^)
ひばさんとこは実質二人会社ですが、まさにそんな感じ・・
二人だし、別に・・ソフト入れるまでもないし・・?なんならもう結果は出てるんだけど(頭の中で)。。
ということで、今日はあえてソフトを入れるまでもない年末調整をちゃちゃっと手計算する流れの確認をしてみます!
同じように「別にな~・・でもどうしたら良いんだっけ~??」という方はご参考にしてみてください。
それではどうぞ!
下準備をしよう!
まずは封筒を開けます!すると・・いろんな書類が出てきますので、まずはこれらを分類します。
中には、
①チラシ
②年末調整の書類+納付書
③法定調書の書類
④給与支払い報告書の書類
の4つが一緒に入っています。今回使うのは②の書類になりますので、ごっちゃにならないように分けておきましょう。
年末調整の書類
②の年末調整の書類はこの4種類の書類と、納付書のことです。書類は全部同じに見えますが、全部違いますのでよーく見ますね。
法定調書の書類
法定調書の書類は、この3種類です。
年末調整が終わった後に使いますので、クリップかなんかで止めて封筒に戻しましょう。
給与支払い報告書
給与支払い報告書はオレンジの紙、茶色の紙は提出の際の表紙みたいな物です。いずれも、年末調整が終わって源泉徴収票ができあがったら使いますので、これらもクリップかなんかでまとめて封筒に戻します。
さて、ここまで分けたら②の書類だけ机の上にだして次に進みます!
書類の準備をしよう。
次は書類の準備に入ります。
年末調整の書類4まいのうち、3枚はまず先に従業員さんに書いて貰います!一人会社の場合は、社長さんが一人二役(?)となりますが、一応従業員さんに配る前提で書類の準備をします。が、そんなたいした準備ではないです。
会社のタナバンとか押す準備です。
・給与所得者の保険料控除申告書
・給与所得者の基礎控除申告書 兼 給与所得者の配偶者控除等申告書 兼 所得金額(長い。略)
・給与所得者の扶養控除等(異動)申告書
の3枚は、従業員さんに書いて貰う書類なので、写真の○の箇所にタナバンとかを押します。ココは、会社の名前や法人番号、住所を記入する場所なので、ハンコがなければ手書きでも全然OKです。
従業員さんに書類を配り、必要事項を書いて貰う。
上で準備した書類を従業員さんに配り(一人会社の場合は、社長が自分の分を書きますよ)、書いて貰います。
それぞれ、自身の給与所得の状況、配偶者の状況、扶養する家族の状況や支払っている保険(生命保険や地震保険、社会保険など)などについて記載して貰います。あとでチェックして保管しなければならないので、保険関係は控除証明書も提出をして貰います。
ここで年末調整の流れを確認!
ここで、今更ですけど年末調整の流れも確認しておきましょう!
そもそもですが、お給料には源泉所得税という税金がかかります。
会社では、この源泉所得税を毎月のお給料を支払うときにザックリした額を徴収して、税務署に納めています。
たとえば、20万のお給料から2,000円くらいを引いて、18万を従業員さんに、2,000円を税務署に納めることをしています。
でもザックリなので・・1年分をまとめてキチンと計算し直して、多く納め過ぎた税金を戻したり(還付金)、足りなかった税金を追加で徴収して納めたりします。これを年末調整といいます。
ということで、ここからやるべきことは・・
- 従業員さん各人の毎月のお給料額、徴収した税額を一覧にまとめる。
- キチンとした税額計算に必要な書類をそろえる
- 計算する
- 多かった税額、足りなかった税額の精算をする。
- 納める。
- 法定調書に結果などを記載する。
- 源泉徴収票を作成、従業員さんへ配布
- 給与支払い報告書の作成
- 給与支払い報告書の提出
という感じになります。
現在、「キチンとした税額計算に必要な書類をそろえる」は従業員さんへ配布した書類3枚が返却されればOKですので、これを待つ間に1番最初に書いてある「従業員さん各人の毎月のお給料額、徴収した税額を一覧にまとめる。」をやってしまう事にしましょう!
次回は、この「従業員さん各人の毎月のお給料額、徴収した税額を一覧にまとめる。」です!
まとめ
以上、今回は年末調整に入る際の下準備を中心に見てみましたが、いかがだったでしょうか!?
ソフトを入れるまでもない・・でもどうやったら・・!?という方は是非参考にしていただければと思います!
一個注意点は、年末調整を終えての納税は来年1/10が締めとなっていますし、従業員さんとの過不足税額の精算は、年度最後のお給料と一緒にしてしまう場合が多いと思います。
一人会社の場合は、あんまり急ぐ必要はないかな・・!?と思ってひばさん自身も今の時期の着手(12/13)な訳ですが、従業員さんがいる場合は書類の返却等々を考えてできるだけ早めに動いた方が良いですね。
遅くとも12月分のお給料計算をするまでに、年末調整の書類をそろえてしまって、できるとこの計算は終わらせておく・・というペースでいきましょう。。
それでは、次回もどうぞよろしくお願いします!
(関連記事⇨実録!一人会社の年末調整を手計算でやる手順を紹介!(源泉徴収簿を作るのまき))