年末から年始の経費を総まとめ!年に一度の支出をおさらいしよう。

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みなさんこんにちは、ひばさんです!あけましておめでとうございました!

気がついたらもう2024年・・!?1月といえば、年末の支払いから年に一度のお正月系の支払い、年末調整の後始末やら、給与支払い報告書の提出などに追われます。。

あれ?これ去年どう処理したっけ~・・??

毎年そう思いますね!

とりあえず、今回は年に一度やってくる出費の勘定科目についてザッと確認してしまいますよ!

それではどうぞ!!

目次

おさらい。年末の出費の総まとめ

 お歳暮はどうやったっけ・・?

もうすでに廃止した方もいらっしゃるかもしれませんが、お取引先などへのお歳暮。これは、もはや事業の一環ですので(個人的な相手先はダメですね!)、接待交際費で落とします。請求書が送られてきたらサクッと処理してしまいましょう。

仕分けで見てみますと、

接待交際費 / 普通預金

などです。1件、2件とかですとサクサクいけますが、中途半場に15件・・とか、微妙に多い場合は、まとめた金額で

接待交際費 / 普通預金  ○○○円  15件分 お歳暮代

などで処理することもアリかと思いますが、このときはこの15件分の内訳をしっかり証憑として残すように(且つ、見つけやすいように)しておきましょう!

モチ代は・・!?

つづいて、モチ代です。初めて聞いた時は

え、モチ代・・?おやつが出るんですか??

みたいに思いましたが、年末に少額の現金支給を行う場合はモチ代などと呼びますね。いいなぁ!

モチ代なんて呼ぶと、なんとなく金額的にもそんな高くないし、「福利厚生費」で行きたいところですが、残念!「給与」になります!

給与になると言うことは、源泉所得税の対象となります・・。

とはいえ、たとえば20,000円のモチ代から源泉所得税を引いて・・半端な金額を渡しても、ちょっと微妙ですよね。ということで、渡すときはそのまま20,000円を支給しているかと思います。

源泉所得税は、次回の給与からか、もしくは(間に合えば)年末調整の時に合わせて徴収するか・・ということになろうかと思います。

ですので、仕分けは支給時に

給与 / 現金

としておいて、次回の給与計算や年末調整の時に源泉所得税の徴収を行い、

現金 / 預り金  年末モチ代源泉所得税 預かり

などで処理をします。上の仕分け例でなくとも、実際に毎月起こしている源泉所得税の仕分けがあれば、その通りに行ってください。

年末の大掃除費用など!

続きまして、年末の大掃除費用です!

細々とお掃除グッズを購入した物は、通常の経費と同じく考えて「備品消耗品費」で良いでしょう。オフィスの清掃費用を外注した場合は、「外注費」、もしくは「修繕費」としても良いでしょう。

仕分けにしますと、

外注費(修繕費) / 普通預金等

です。

え-?掃除費用を修繕費??

という方は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね!(参考「修繕費にしてもいいの?修理代以外にも使える科目「修繕費」

年始の支出のまとめ

神社での祈祷代など

年始、みなさんはどうやって始まるのでしょうか・・。いきなり営業が始まるところもあれば、神社などで祈祷して貰うところもあるかもしれません。名目は初穂料や玉串料などとするかと思いますが、

こんな時は「寄付金」もしくは「雑費」で処理をします。(参考「お札を買ったら会計処理は?消費税はどうなるの??

仕分けとしては、

寄付金(雑費)/ 現金

などとします。消費税は不課税の取引となります。

ところで、個人事業主さんの場合は、判例上経費で認められていない様です。個人事業主さんは残念ですが

事業主貸 / 現金

としておいた方が安心です。

この他、お正月といえば・・お飾りとか鏡餅なども飾る場合があろうかと思います。

この場合は、特に神社での購入という訳ではないですし、普通に「備品消耗品費」で処理をします。

まとめ

以上、年末から年始にかけて「年に一度しかでないから忘れがちな経費たち」の勘定科目について見てみましたが、いかがだったでしょうか?

1月は、お正月休みから開けたばかりなのにいきなり年末調整後の源泉所得税の支払いから始まり、給与支払い報告書の提出や法定調書の提出などなどかなりのハードワークがやってくる月です。

なんとか仕事の波に乗れるよう、頑張って行きましょう~(^_^)

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