みなさんこんにちは、事務屋ひばさんです(`・ω・´)
気になることが出てきました。
先日、ガソリンの請求書が会社に来たのですが、どうやら・・軽油を入れているのです。
おいおい・・今までガソリンしか給油してこなかったじゃないか・・
という疑問はさておき(いいのか。車両壊れるぞ・・)。
うちでは、給油カードなるものを使っており、給油をするたびにガソリンスタンドでカードをだします。そうしますと、1か月分の給油代が請求書となって会社に飛んでくる手筈です。非常に便利です。従業員さんが給油をした際、その都度精算とか仮払いとかしないで済みますから。
で、明細を見ますと
11月 〇日 レギュラー 20.70リッター 単価108円 ご請求額・・
などと書かれているわけでありますが、
中に
「軽油 44リッター」
などと書かれています。
え・・いいんですか?軽油入れて・・?
リッター数も見慣れない数字です。自分の車に給油カードを使ったのかしら!??
とも思ったのですが、そもそも、ディーゼルのクルマ持ってる人いないな。。
なんかイロイロハテナマークが出ましたけど・・
今日のテーマは、軽油の消費税です(*’ω’*)←いきなり
《**今回話題の法人ガソリンカードはこちらです⇩》詳しくは記事の最後をご覧ください★
軽油には軽油税がかかるということ。
正式な(?)名称を軽油引取税と呼びますが、なんと軽油には「軽油税」なるものがかかります。
リッターあたり、32.1円の軽油税がかかっているのですが、経理的に気になるのは消費税の処理です。
「あ、ガソリンの請求書ですね~。ふむふむ、今月は22,050円ですか!やればできるじゃないですか!」←なにが
といって、ガソリン代を会計ソフトに入力しますね。
仕訳にしますと、
旅費交通費 / 未払金 22,050円 当月ガソリン給油代
などと入力になるでしょうか。
ところが、ここに軽油代が含まれている場合、消費税の額を注意しなければなりません。
なぜならば、軽油税には消費税がかからないからです。
税金(軽油税)には消費税がかかりません・・!
軽油引取税を分解すると・・
知らなければ良かった・・
知らなければ、そのまま消費税も仕入税額控除できたのに・・という方には申し訳ありません・・。
でも、知ってしまった以上は、正しく処理しなければ・・なりません。
軽油を購入しますと、
軽油本体の金額 + 石油税 + 軽油取引税 + 消費税
の合計額が請求されます。
このうち、軽油本体と、石油税には消費税がかかりますが、軽油引取税には消費税がかからないのでありました。
「だって税金だもの、改めて消費税なんてかからないよ!」
というと、
あっ、なるほど~!
と言いやすいですが、あろうことか石油税には消費税がかかります。とはいえ、石油税は請求書には載ってこないので、アウトオブ眼中でOKです。
ですので、軽油が出てきた際の仕訳は、
① 旅費交通費 / 未払金 〇△✕円 ガソリン、軽油代 (←本体価格と消費税額)【課税10%取引】
② 租税公課 / 未払金 ◇〇✕円 軽油税 【不課税取引】
と、二つに分けて仕訳を分けて入力するとわかりやすいです。軽油税だけを租税公課で処理する感じですね!
今回は、ほんのちょっとの給油でしたので、金額的にもほとんど影響はないのですが(このあと、車両が黒煙を吹けば別です)、軽油税にも気を付けて処理していきましょう~!
今回話題にした給油カードはこちらです。。
今回記事内で取り上げた「給油カード」ですが、事業でよく車両を使う場合はとっても便利です。
経理的には「請求書からまとめて処理することもできる」ので、毎回会計ソフトに打ち込む手間もなくなりますし、給油に向かう従業員さんもイチイチ精算する時間も短縮できます。
使えるGSは全国のアポロステーションと出光、昭和シェルSSで、全国同じ金額(高速は別)で利用することができます。
クレジットカードとは違って、こちらの給油カードは審査がなく、「給油に特化したカード」になります。
法人専用ということですが、個人事業主さんでもOKです!
協同組合ですので、出資金が1万円だけかかりますが(退会時に返金されます)カードの年会費や手数料はかかりません。とりあえず作っておこうかな~・・という方もどうぞ。
公式HPにある入力フォームに従って加入の申し込みができてしまいますので、
給油カードかぁ・・あったら便利なんだけどな(めんどくさい)。
と思われている方はどうぞ見てみてください。複雑なことは何もないのでサクサク給油カードが取り入れられますよ!
公式ページのフォームから、連絡先とお届け先の住所を送信します。
組合加入、カードの資料がお手元に届きます。