みなさんこんにちは、事務屋ひばさんです。
突然ですが、このたびひばさんは行政書士試験を受けて参りました。通信講座のSTUDingを利用してみたのですが、今回の記事は、おそらく「行政書士試験ってどんなかな?」「自分も挑戦できるかな?」という方や、「スタディングってどんなかな?」と思ってらっしゃる方がたどり着いていると思います。ということで、
今回は、「オンライン資格講座 STUDYing 」を利用してみてのレビューとなります。
「どんな人がチャレンジして」「どんなことを」「どのくらいの期間やって」「どの程度の結果が出たか」をご報告していますので、迷っている方はご参考くださいませ!
↓ひばさんはコレにチャレンジ
まず先に、行政書士試験とは
まずは試験についてなのですが・・これは、他にも詳しく記載しているサイトがたくさんありますので、ここではカンタンにご紹介します。
一般財団法人 行政書士試験研究センターで年に一度行っている試験で、年齢や学歴、国籍等に関係なく誰でも受験が可能です。毎年、最年少合格者~最年長合格者まで発表があり、10歳以下から60歳以上まで幅広く受験者・合格者がいます。
科目は憲法、民法、商法、行政法や基礎法学、一般知識と幅広く出題されます。選択式のマークシート問題に加え、民法や行政法からは記述式の問題もあります。
試験は毎年11月、ドキドキしながら翌年1月の合格発表を待ちます。
わりと全国で受験が可能でして、受験のために都まで上京しなくてはならないモノでもありません。受験料は令和4年より上がりまして10,400円。
受験の申込みは7月下旬から願書が配布され、8月下旬までに申込みをします。これは、郵送でもインターネットでも申込みが可能です。
気になる合格率は・・令和4年度は12.13%。弁護士を始めとする難関資格に比べると・・若干手が届きそうな??でもちょっと頑張ったくらいじゃ難しいかな?的な割合です。
さて、そんな行政書士試験に挑戦したひばさんですが、もともとどんな状況だったかも白状しておきますね。
さらに詳しい行政書士試験については・・一般財団法人 行政書士試験研究センター
試験結果と、学習前の状態
そういえば、なぜスタディングを利用したかと言いますと・・
以前独学で税理士試験を進めていたことがあったのですが、ペース配分が全然保てませんでした。
かといって、今通学は時間的にも金額的にもムリムリ・・
誰かに学習状況を管理してもらいつつ、自分は与えられた勉強を粛々とこなす環境が自分には好ましい・・
と思っていた矢先、ネットで広告を見るか何かして、申し込んだのでした。
そんなひばさん、どんな頭かをしていたかと言いますと、産後4~5年程専業主婦をやっており、事務一線から遠ざかっていたこともあり、頭自体は結構ポンコツ化しておりました(専業主婦がポンコツって訳じゃないです。事務から遠ざかってポンコツ化したって意味です。)。
元々は会計事務所に10年近くいましたが、業務内容は行政書士の試験内容とはほとんどかすらず。かろうじて、「商法」という分野でニアミスしそうな気もしてましたけど、蓋を開ければ全然違う世界が広がっておりました。
ということで、「まったくの法律系初心者」とみて良い。です。
そして、普段考えていることは子と食事の事などなので、まあ頭の全然違う領域を使っている環境です。
しかし、今考えて見ると、そんな状況だからこそ「勉強する」と言うことがとても新鮮な感じで取り組めたのかもしれません。
そして・・気になる試験結果ですが、じゃん!!
あ!!!!
残念!!?
不合格です!!
落ちてんじゃん!?落ちてるのにレビューしてごめんなさい!!
でも見てください!ひばさん、希望を捨てていません(←??)
受かるためには、①法令科目が122点以上
②一般知識が24点以上
③全体で180点以上
をクリアせねばならないのですが、①と②はクリア。③は・・あと2点でした!!!
あんな(?)状態でもあと2点というところまで行った!!というところを推していこうと思います!
学習時間の反省・・
さて、学習時間ですけど、ネットで検索すると一般的には行政書士はおよそ600時間~800時間必要というのが出てきます。
結構な時間ですよね、1年間のうち7割位を勉強できると仮定して・・255日ですか?それらの日は2時間程度勉強したとして・・511時間。
うーん・・足りない・・
私は娘が幼稚園に入るタイミングで本格的に勉強を開始したのですが、幼稚園に預けていざ勉強するとなると、実質2~3時間が確保できるかな?というところでした。
ですが、4月に入園してから11月の試験までの間、幼稚園の夏休みが2ヶ月あったり、娘が風邪引いて休んだり、周りでコロナが出た事による自宅待機期間などもあったため、実際に勉強時間が確保できた期間は2.3ヶ月あったかな?どうかな?といったところでしょう。
そんな短期決戦でしたが、確保できた時間は・・なんと287時間です!!(いや、すくねぇな・・)
圧倒的に合格までに必要な学習時間に足りない・・ですが、自分では合格までにあと2点というのはかなり良いところまでいったのでは!??と思っております。
ということは、学習法としてはかなりベターだったのでは・・??
なんたって、法学初学者が287時間であと2点までいったわけで(←こうやって自分を慰めています)
それでは、ようやくですがスタディングを利用してみて実際に感じたメリットと、デメリットを次にご紹介します。
スタディングアプリを利用してみてのメリットとデメリット
メリット
①価格にムリがない
私が選んだ時も、一番の決め手がコレでした。
通学は時間がない事に加えて高額ですし、端から独学か通信かで講座を検索。後は価格で比較という感じで決定しました。
ざっとネットで比較してみても、50,000円代~100,000円代の講座が出てくる中、スタディングでは合格コーススタンダード44,000円を中心にコースが展開しています。これに、合格すると10,000円の祝い金が出たり、価格で見るとかなりお手頃です。再受講は15%割引というものもありまして、現在ひばさんはこの再受講コースを受講中です。
②自分の生活に合わせて学習できる
以前、独学で税理士試験の勉強をしていた時代は、「夜8時~11時を勉強時間に確保しよう!」という形で勉強していたのですが、現在はまとまった時間を確保するということはまずムリな環境です。
スタディングのアプリは、「通勤講座」という事ではありましたが、家事をしながら取り組む事ができました。
たとえば、アプリでやることは「スマホで基本講座を視聴する」、「講座に対応した練習問題を解く」、「過去問題を解く」が中心です。試験が近づくにつれ、記述式に対応した講座の視聴があったり、直前講座の問題を解いたり・・ということもありますが、基本は「視聴して」「問題を解く」です。
この「視聴して」がインプット、「問題を解く」がアウトプットになりますが、かなりの部分が隙間時間で消化可能です。
たとえば私の例ですが、動画の視聴はいつやっていたかと言えば「洗濯物を洗濯機から出しながら」「洗濯物を干しながら」「洗濯物をたたみながら」「食器を洗いながら」「クイックルワイパーをかけながら」などなどです。家事の中でもルーティーンが決まっていて、特に頭を使わなくてもできるモノは、視聴したり音声のみ流したりしながら聴講の時間にしていました。無線のイヤホンをつければ、掃除機の音や水音がなっていても問題なく聞き取れます!
アウトプットは、「子供が一人遊びやテレビを見ている間」「トイレやお風呂に入りながら(!)」「車の中で待機している間」などなど、これまた細切れの時間です。今までならついついTwitterを眺めていた時間とかを勉強にスライドさせました。
このほかにも、子供が幼稚園に行っている間はまとめて問題に取り組んだりしました。
「あぁ、明日は洗濯機回す日だから講座視聴の日~。(←ためてやる人)」とか、「明日は子がうちにいるから、AI問題だけだな~。」とか、「明日、無事幼稚園にいったらまとめて問題解きまくろう!」とか。前日に軽く計画を立てることができました。
③学習進度を管理してくれる
アプリでは、スマホで講座を視聴した時間や問題に取り組んだ時間をカウントしてくれています。そのほか、アプリを使わないで勉強した時間などは手動で時間を記録しておくことができ、これまでに自分が何時間勉強したのかが一目瞭然になります。
また、各学習範囲(民法、行政法、憲法など)で、進捗が「○%」と出てきますので、すぐにあとどのくらいで全部終わるのかがすぐわかります。
④AI問題が秀逸
個人的に、一番効いた!!と思うのはコレです。
一度解いて間違った問題を、AIが「今日の問題!」と称して出題してくるのですが、これ、正解するまで日を改めて延々と出してきます。
ですので、よくある「問題の解きっぱなし」というのがほぼありません。
一度クリアしても、忘れた頃に出してくれるので、もう問題の解説とセットで覚えてしまいます。コレ、自分で管理してやっているとホント大変な作業なんですよね。「あぁ・・そろそろあのあたり解いておきたいな」と思いつつもそのまんまになってしまうヤツです。解けても2~3回くらいとか。コレを管理してくれます!
これまで、独学中心でやってきた私ですので、スマホを取り入れた学習が半信半疑でしたが、やってみると意外や意外。そう、要は頭に入ってしっかりアウトプットできさえすれば良いのです!!
今回は残念ながら落ちてしまった私ですが、敗因は記述がうまくかけなかったところだと思っています。マークシートで埋める問題は、スマホでの特訓で良いところまでいっていると思うので、これからは記述に力点を置いて頑張る所存です。
それでは、受講して感じたデメリットもどうぞ。
デメリット
①目に来る。
目に来ます。
みなさん、おいくつですか?
私は41になりましたが、講座を始めた当初はそれほど感じませんでしたが、長く画面を見続けている日々が続くにつれ、視力の低下を感じざるを得ませんでした。それから、肩もこりますし、意外と腰にも来ます。コンタクトレンズなので、ドライアイもあります。
年齢面でのデメリットですね(^_^;
講座はスマホやパソコン、iPadなどで見ることができますが、何度となくテレビでつなげると見やすくて良いのかも・・!?と思いましたけど、コレはやってみたことがないのでわかりません、ごめんなさい。
結構スマホを見る時間が長くなってしまいますので、年代に関係なくストレッチや目を癒やす時間など、意識的に取り入れていく必要があるなと感じました。
②直前期がとっても静か。
「あと2~3日で試験!」という超直前期。盛り上がる気持ち。-・・普段通りのアプリ内。
スタディングでは、試験仲間と交流できるSNSがありましたが、私は参加しませんでした。
なぜかというと、常にスマホに向き合う生活になったので、ちょっとSNSと距離を置きたいなと思ったためです。
すると、この直前期は非常に・・なんというか・・静かなのです!試験に向けて盛り上げていきたい方は、SNSだったり、YouTube等で試験予測とかあげている方もいらっしゃるので、自分で盛り上げていきましょう。
③解答速報がない
・・あったのかな!?
見つけられなかっただけなのかもしれませんが、解答速報での自己採点は、他社が出しているモノで採点しました。
価格で押さえて、解答速報などカットしてるのかも・・?とも思いましたが、まぁ、もしそうであっても、全然困りません。むしろ、価格にで頑張ってもらった方がありがたいというか、歓迎ですね。解答速報は結構いろんなところで出しているので問題はありません!顔なじみの講師陣と答え合わせができなくてちょっと寂しいだけで・・
といったところでした。他にも、ポツポツと使わなかったな~という機能はあったのですが、使わなかったというか、使えなかったというか(目が疲れて深追いできなかった)なので、元気な目・肩・腰をお持ちの肩は、ドンドンアプリ内を点検してトライしていただければと思います。必要最低限の機能のみでもかなり学習ができますよ!
まとめ
以上、スタディングのアプリを使ってみて、どんな結果がでたのか・・と、使ってみての良かったところ、悪かったところなどをご紹介してみましたが、いかがだったでしょうか?
残念ながら合格に届かなかった私ですが、かなりの手応えは感じています。
無料体験などもありますので、もし「ちょっとやってみようかな?」という方は挑戦してみて損はないと思いますよ(^_^)
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