みなさんこんにちは、事務屋ひばさんです。
徐々に年末の気配を感じる今日この頃・・。ずばり、会計処理は進んでいますか??
「なんとかやってるけど、大変~!」
という方、
へへ・・まだ(小声)。
という方もいるかもしれません。
今年も、ひばさんの周りでは
会計ソフト、やっぱり入れたほう良いかな~!?
という声も結構聞かれます。
これまで手集計であったり、エクセルを駆使してやっていても、苦労して申告書類を作成していると、不意に
会 計 ソ フ ト
の5文字が頭をよぎります。
そう、来年すぐにやってくる申告に向けて・・。
「もしや、これは会計ソフトを入れていれば・・カンタンに出来るのでは!?」
という事態にも何度も遭遇しますね。
とはいえ、「会計ソフト オススメ」などと検索するとたくさん出てきて迷うわ~という方向けに、
「会計ソフトは結局、何を入れたら良いの!?」
というテーマです!どうぞ!
いきなり結論。有名どころのソフトを入れておけば、間違いはない。
いきなり結論ですが、そうです。「有名どころ」のソフトであれば、極論、どこでも間違いはありません。
身も蓋もない結論ですし、いきなり記事が終わってしまいますが、「確定申告などに向けてすでに完成された有名どころのソフト」であれば、どれにしてもちゃんと使うことができます。
ですので、安心して好きなところを選べば良いのです・・。
「有名どころ」とは、検索してすぐに出てくる弥生をはじめ、MF、freee、オービックの勘定奉行などなど・・テレビやネットのCMでもたっくさん出てくるところです。みなさんも、どれかは見かけた事があるのでは無いでしょうか。
どこを選んでもOK!といった訳は、選んだソフトによって
「決算書が出てこないソフトだった!」
とか、
「システムエラーで貸借が合わないんだけど!?」
などと言ったことはありません。
有名どころのソフトは、すでに多くの会社が導入し、使用し、より使いやすいように見やすいように~と現在までブラッシュアップされてきています。ですので、導入してみて慣れるまでは多少手こずるかもしれませんが、1年も付き合っていればきっと仲良くなっていることかと思います(多分)。
ですので、「ソフトにかけられる予算」とか「見た目」とか「入力する際の画面がすき」とか好みで選んで全然問題ありません。運悪く相性が悪く、イマイチ操作に不満を感じる場合もありますが、世の中にはたくさんソフトが出回っていますので、「ま、合わなかったら変えれば良いか~。」程度の軽いノリでも良いかと思います。
今は、使い始めてしばらくは無料期間中があったりもしますので、気軽にインターフェースや相性を確かめるために挑戦してみるのも十分アリだと思います。
一番の有名どころで老舗(?)なのは弥生会計でしょうか。お値段的にも、他のソフトと比べてそんな高くない部類だと思います。
強いて気をつけるのは、次の点です。
法人か、個人事業主(フリーランス)か。
個人の場合、青色申告か、白色申告か。
最新の物を購入すべし。
くらいでしょうか。
悶々とどこのソフトか迷って決められない・・という場合は、潔く有名ソフトにしておきましょう。
どのソフトも、いろんなパターンの申告に対応できる様に、各種パッケージを取りそろえています。
しかし、いざどこのソフトにするかを決めても、次は一体どのソフトにすれば良いか判断出来ず、途方に暮れるかもしれません。・・が、ココも大事なところですので、自身の申告の内容を確認しながら進めて行きましょう!
次は、上でお伝えした気をつける点について見てみます。
法人か、個人事業主か。
実は、法人か個人事業主かでソフトが違います。
個人事業主ですと、よくパッケージには「青色申告」とか「白色申告」とか書かれているのも多いですね。
法人と個人では、事業年度も違いますし、決算書の様式も違います。そもそも、税金を計算する上での法律(法人は法人税、個人は所得税、とか。)も違いますので、まあまあ根本が違うと思って良いかと思います。
個人では、一つソフトを買えば決算から申告書まで印刷できるものがほとんどかと思うのですが、法人では決算書と税務申告は別になっているモノが中心かと思います。
せっかく買っても使えなくてはどうしようもないですので、まずはここを間違えないように購入します。
ソフトをよく見て「法人対応」とか「個人確定申告向け」などの文字を探して、自分に合ったものをゲットしましょう。
青色申告か、白色申告か。
個人事業主さんの場合、聞いたことがあるかと思うのですが・・申告の種類として
「青色申告」
と
「白色申告」
という種類があります。
「え!自分、どっちだろう~!!」
という場合は、白色かもしれません。
青色申告の場合、事業を開始した場合に税務署に届け出を出すことになっています。
そして、ちゃんと書類関係を整備することで青色申告の特典を受けられる様になっています。
ですので、もし届け出も出しておらず、確定申告時はただいろいろと経費を集計だけ~とかの場合は白色申告の場合は「白色申告」の可能性が高いです。または、前年度の確定申告書を引っ張り出してみれば、決算書の様式を見ると青色・白色の区別をつけることが出来ます。
もし青色申告の届け出を出している場合は、「青色申告」のソフトをそろえましょう。ここでうっかり白色のソフトを買ってしまった場合は、申告で必要な計算をしてくれなかったり、必要な数字が出てこない可能性があります。
ちなみに、白色なのに青色のソフトを買ってしまっても、こちらは対応は可能だと思います(後々、税務署に青色の届け出を出して青色申告にする手もあり。)。迷ったら青色申告のソフトでも良いかもしれません。
最新のソフトを購入すべし!
freeeやマネーフォワードなどは、いざ購入しようとアクセスしますと、アカウントを作成するところから始まり、いろと手取り足取り入力のサポートがあり、最終的にダウンロードすることになるかと思うので、特に意識せずに最新のソフトをいれることになるかと思うのですが、弥生などのソフトを量販店やAmazon、公式ページなどを通じて購入する場合は、
「ズラーっ!」
と同じようなソフトが並びます。また、ディスカウントされた去年以前のソフトに出会うこともあるかもしれません。
一見すると、ちょっとお安い去年のソフトでも良いんじゃない!?
と思うこともあるのですが、意外と消費税率が変わっていたりだとか、最近ですとインボイスに対応しているかどうか等といった点で「未対応」なんて状態のこともあります。
手作業で対応出来るのであれば問題はありませんが、もともと各種手間を省いて正確な書類を打ち出すことが目的の一つであるハズなので、ココでうっかり安価なバージョンに行ってしまわずに新しい物を購入するようにしましょう!
ついでに、周辺のソフトとの相性はどうか確認してみる。
ついでに、ですが・・会計ソフトの他にもソフトってたくさんありますね!
会社ですと、顧客の管理ソフトから始まって、在庫の管理や請求書が打ち出せたりするソフト、建築業とかですと現場ごとの原価管理ができるソフト等々、本当にたくさんのソフトが存在します。
もし、それらのソフト・・
「ゆくゆくは、そっちも導入したいな~・・。」
という場合、それらのソフトも念頭に置いてソフトを選ぶ事をオススメします。
なぜなら、同じ会社のソフトで統一することで、各ソフトが連携できるパターンがあります。
たとえば、売上が上がった都度「販売管理ソフト」に入力し、月末に「会計ソフト」に連動させれば、一々会計ソフトに売上を入力し直さなくても一気に処理がすむ場合が考えられます。
この他、ソフトによってはカードや通帳のデータを会計ソフトに直接読み込む事が可能な物もありますので、ソフトを考える際には
「周辺のソフト事情」や「連携できる事務はないか!?」
をチェックすることで、会計処理以上にメリットを受け取る事ができると思います。
まとめ
以上、今回は「数ある会計ソフト、何をどう選べば良いのか・・」という点での記事でしたが、いかがだったでしょうか。
「有名どころであれば、どこでも良い」
という元も子もない結論を述べてしまいましたが、結局のところはソコだと思います。
会計ソフトを比較するサイトも結構あって本当に迷うところではありますが、みなさん
「どこも結局なんか同じに見えるんだよな~・・。」
という感じなのではないでしょうか。そう、事実どこも同じ場合も多々あります(ソフトの会社の方ごめんなさい。)。この場合はちゃっちゃとご予算に合う物を購入して触ってみた方が良いかと思います。
前にも述べた通り、今は大体無料お試し期間などもありますので、できるだけ数多くのソフトに触れてみた方が帰って理解が深まるかとも思います。
今気になるソフトがある方は、まずはソフトに触れて見ましょう!!
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