ついに税金もキャッシュレス決済が!?カード、スマホで納付できる税金を調べて見ました。

いきなりですが、まもなく・・固定資産税の季節ですね!!

つい先日、ようやく確定申告が終わって所得税の納付が終わり(場合によっては消費税も・・)、バンザーイ!と思っていると固定資産税がやってきて、そういえば先に自動車税もあったな?という具合でしょうか。

私は地方在住で、車は一人1台ほしいかな??という場所に住んでおりますので、自動車税、固定資産税と毎年お金が飛んでゆきます・・。

そして、いちいち金融機関やコンビニヘと足を運んでいたのですが・・実は、これらの税金もキャッシュレス決済が・・

できる!!

ということを聞き、さっそく(?)調べて見ました。

え、カードのポイントつくの

とか

自宅にいても払えるの?

とか

調べてみましたので、どうぞご参考になさってくださいね(^_^)

目次

キャッシュレス決済、どんな種類があるの?

キャッシュレス決済・・つまり、現金をもってコンビニや銀行などで納める以外の方法ですが、クレジットカードを使用するパターンと、それからスマホをかざして決済するパターンの二つです。

厳密に言うと、国税(所得税や相続税など)ではダイレクト納付とか振替納税インターネットバンキングなどもあるのですが(参考 国税庁「インターネットバンキング等からの納付手続」)今回は、気軽にできるクレジットカードでの納付と、2022年12月から可能になったスマホでの決済について見てみたいと思います。

①クレジットカードでの決済

 納税の際にクレジットカードを利用する際は、専用の「お支払いサイト」から手続きをします。

税金には「国税」と「地方税」という種類があるのですが(税金の納め先が「国」か「地方」かという違いです。)、

国税の場合は「国税クレジットカードお支払いサイト」から手続きします。

納付情報やクレジットカードの情報を入力するのみで、カンタンに納付手続をすることができます。このとき、決済手数料もかかりますが、サイトであらかじめいくらかかるかも確認が可能です。

実際に利用できる国税の税目は、

申告所得税及復興特別所得税消費税及地方消費税法人税
法人税(連結納税)地方法人税地方法人税(連結納税)
相続税贈与税源泉所得税及復興特別所得税(告知分)
源泉所得税(告知分)申告所得税復興特別法人税
復興特別法人税(連結納税)消費税酒税
たばこ税たばこ税及たばこ特別税石油税
石油石炭税電源開発促進税揮発油税及地方道路税
揮発油税及地方揮発油税石油ガス税航空機燃料税
登録免許税(告知分)自動車重量税(告知分)印紙税
国際観光旅客税国際観光旅客税(告知分)

と、ほぼほぼメジャーな(?)税目は入っております。

ところで、今回最初に言っていた固定資産税や自動車税はというと・・なんと、これらは「地方税」になります!

地方税の場合は、「地方税お支払いサイト」から手続きします。

こちらは、納付書のQRコードをカメラ等で読み取ったり、eL番号(納付書番号)を入力し、支払い方法を選択するなどして手続きが完了します。この支払い方法を選択する際にカードを選択していただければ、あとはサイトの案内に従って手続きを進めて終了です。

個人的には、ごちゃごちゃした通販サイトよりもシンプルになっていますし、動画でサイトの利用方法も紹介されてますので、「行けばなんとかなる!」という印象です。さらに、複数の納付書もまとめて処理が可能です。

そして、コチラの地方税お支払いサイトで利用できる税目はというと・・

個人都道府県民税・市区町村民税個人事業税法人都道府県民税・事業税・特別法人事業税
法人市町村民税不動産取得税都道府県たばこ税
ゴルフ場利用税自動車税鉱区税)
自動車税自動車取得税軽自動車税
軽油引取税)核燃料税核燃料等取扱税
狩猟税法定外税集合納付
固定資産税・都市計画税軽自動車税市区町村たばこ税
鉱産税特別土地保有税入湯税
水利地益税国民健康保険税
宿泊税産業廃棄物税

と、これまたほとんどいけそうです。あまりにも税目が多すぎて、適当に(!)まとめて上の図に凝縮されている感じですので、上の表に載っていなくても納付書にコードがついていれば納付できると思ってよさそうです!

そして、地方税の場合、スマホアプリを利用する場合もこの「地方税お支払いサイト」からの手続きになります。

②スマホアプリを使った決済

上記の通り、地方税の場合は上の「地方税お支払いサイト」より納付書のQRコードを読み取り、納付に移る事ができます。スマホアプリを利用する場合は、支払い方法を選択する流れでアプリを選択し、サイトの案内に従って手続きを進めます。

paypay、au PAY、d払いなど、4/18日現在20種類のスマホ決済アプリから直接納付に移る事もできます。4月に入って続々と利用できるアプリが増えてきていますので、今後も増えてゆくのだろうと思います。(2024.2月現在、25種類に増えています。)

使用方法については、私が普段使用しているauPAYの場合、アプリの請求書支払いから納付書のコードを読み取る方法になりますが、ガスや水道、電気などの支払いと同様に簡単に納付することができてしまいます。PayPay、d払いでも同様に納付書のコードを読み取って納付ができます。

普段お使いの決済アプリがある場合は、こちらから対象のアプリになっているか見てみてくださいね(^_^) →地方税お支払いサイト「スマートフォン決済アプリ一覧

では、国税は~?という事ですが、国税の場合は「国税スマートフォン決済専用サイト」からの手続きになります。

これは、①e-taxの受信通知②確定申告書等作成コーナーで出力される二次元コード③国税庁ホームページのいずれかからアクセスする形になります。→参考 国税庁「スマホアプリ納付のQ&A

コチラは、paypay、au PAY、d払い、メルペイ、line pay、Amazon payが利用できます。

気になる決済手数料ですが、国税は無料、地方税の場合はアプリによって異なる様ではありますが、かからないとしているところが多数のようです。

注意点としては先に残高をチャージしておくこと。限度額は国税で30万円。地方税は、アプリにもよるかもしれないですが、だいたい国税と同じくらいの様です。

気になるポイントと手数料の関係。

ところで、納税をキャッシュレスでと考えている方の中には、

ポイントたくさんつくといいな~♪

とお思いの方も多いのでは。

私も、納税をキャッシュレスで!と聞いた時は「えっ!お得じゃん!」と思ったのですが、そこはそれほど甘くはなかったみたいです(^_^;

スマホアプリの場合、ポイントの付与についてはアプリによって異なります。

以前はPayPayauPayもポイント付与があった様なのですが、現時点(2023.4)ではポイントの付与はなくなってしまいました。

クレジットカードの場合も、ポイントの付与はカードによりけりです。さらに気をつけなければならないのはカードの決済手数料がかかる点です。

ポイントの還元よりも手数料が多くなってしまう場合も十分考えられますので、ポイント狙いでカードを使うのは注意が必要です。

ポイントについては、「まあ・・つけばもうけた~。」という程度で、あんまり狙って行くほどでも無いかな??という感想です。

【付け足し】「自動車税」のみが対象となりますが、d払いを利用した際、「請求書払い」を使用することでdポイントの山分けキャンペーンがあるようです!基本的にポイントはつかない・・と思っておいて良いかと思うのですが、各社スポット的にこのようなキャンペーンが開催される可能性も高いですので、利用しようとするアプリの情報は事前にチェックしてみてくださいね!『「d 払い」の請求書払いでお支払いいただくとd ポイント 500 万ポイントを山分けするキャンペーンを開催︕』

まとめ

 このように、どんどん生活の中で身近になってきたキャッシュレス決済。

金融機関等に行かなくても支払いを済ませてしまえるのはとても便利ですよね!

一瞬、ポイントも狙えてお得なのでは!?と思ったりもしましたが、キャッシュレス決済の一番の利点は

①24時間

②金融機関に行かなくても

できる!

というところでしょう。

納付期限の夜、納付していないことに気がついてもまだ手が打てる・・!というのはとても心強い(?)です。

ポイントはそれほど期待はできませんが、利便性という点からは十分利用の価値がありそうです。

また、カード決済の場合は、税金の納付期限までに残高を準備でき無くても納付手続ができたり、これまではできなかった「分割払い」の様な事ができるのも魅力の一つかと思います。

ただし、キャッシュレスの場合は領収書が出ないものもありますので、車検などで納税証明が必要だったり、領収書がほしい場合は十分注意が必要です。

ポイントへの対応も然りですが、キャッシュレス決済は、制度として発展途中です。利用するアプリやカードについては、対応がイロイロと変わっている可能性がありますので、使用前に十分チェックしてみてくださいね(^_^)

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