消費税を分割納付をしてみました。手順と、利息などに付いて覚書。

※この記事は、2016年9月時点でのものです。税率等、現時点では変わっておりますのでお気を付けください。※

こんにちは(‘ω’)ノ今日もサクサク会計処理にまい進中、ひばさんです。

こんなことないですか?

お、お、お金がなくて消費税が払えない・・!?

今回は、資金不足により、消費税等の中間納付分を分割納付した時のことを記しておこうかと思います。

借入も間に合わない(融資してもらえない)。

売掛の早期回収先もない。

支払いサイトももう伸びない。

つんだ!

されど、消費税の納付期限は迫る。。。

さあ、あなたならどうする・・!?ということで、

同じように、お金がなくて消費税の納付に困ってる方の何かのご参考になればと思います。。

目次

まずやったこと。税務署へ相談です。

お金がなくて、納税ができない。ということで、どうしたかというと・・

まず、消費税の分割納付の相談に税務署へ行きました

そう、お金が無くて払えないと訴えたのです・・。一番面倒といえば面倒ですが、ここでの交渉によって資金繰りがぐっと変わりますので・・逃げずにやりましょう。。やりかたですが、

まず、ネットで管轄の税務署の電話番号を調べます

私の場合は、申告書用紙や納付書が送られてきた封書に記載の電話番号にかけました

そこにかけると、だいたいは自動音声での案内になります。

納付の相談の番号か、もしくは税務署職員につなげてもらいます。

その上で、「〇月〇日納付期限で、〇円の消費税等を納付しなければならないが、どうしても資金繰りが回らなくて相談に行きたい」と訴えます。

一度予約を入れて、後日相談に行く・・という流れです。

当日の相談では、「払えません」ということの他、例えば・・

来月〇日であれば、〇〇円入金になるので、△△円なら払えます。

みたいな提案ができないと、税務署的にもウンともスントも返答ができません。

なんとか、これくらいの期間で、これぐらいずつなら払える。という落としどころを提案することで

「では分割で」

ということに持っていけます。

その際、一応「誓約書」という形で今後の納付の予定を立てることとなりました。(ひばさんの勤め先の管轄税務署での対応です。税務署によっていろいろ違うかもしれません)。

誓約書は、

『「〇月 〇✕△円」「✕月 ◇△〇円」の予定で納付します。」

という内容の書類です。

相談の際は、実際にいつ・いくらなら納付できるのか・・といったところまで話をすることになりますので、

今後の入金状況の予定や、仕事の受託状況と各種支払いの予定などをまとめておく必要もあります。

もし、自社で作っている資金繰り表などがありますと非常に話しがしやすいです。

そして、分割で決めた期限が来ると、納付書とかが届きます。あと督促状も。

あらかじめ納付が遅れることがわかっていても来るんです、督促状。でもすでに心の準備はしてるので、督促状きても少し血圧が上がるくらいですみます。

そもそも、消費税ってなんですか。

って話もしたいと思います・・。忙しい方は飛ばしてくださっても結構な内容です。今回ひばさんが払えなかった税金だ、とだけ思っていただいて・・(^_^;

8%とか10%とか・・延期とか色々話題を聞く消費税・・。*2016年時点

家庭への影響はと言えば、これまで5%消費税で31,500円で買っていたものが32,400円を出さないと買えなくなり、さらに今後は10%で33,000円出さないと買えないよ!ってことですね。これだけでも、結構な打撃に感じますが・・これ、一般の消費者ではなくて、会社の場合はどうなるのでしょう

この消費税というヤツ、実は会社を通じて国に(一部は地方公共団体へ)納税する仕組みになっています。国に納めるのは「消費税」、地方公共団体へ納めるのが「地方消費税」と呼びますので、正しくは5%や8%のアレを呼ぶときは「消費税等」と呼びます。

一部、消費税等のかからないものというのもありますが、一般的には商品を売った会社は、お客さんから消費税等を預かります。

上の「消費税等8%で32,400円」という例で考えると、この商品が売れた時点で、会社は消費税等の2,400円を一般消費者から預かります。

そして、この32,400円の商品を作るために、材料等を「16,200円(この中に、消費税8%分が含まれている)」で仕入れていたとします。

すると、この材料を仕入れた際に、仕入れ先の企業などへ「商品代金15,000円と、消費税等1,200円」を支払っていることになります。

この32,400円の商品を売った会社は、売上の30,000円に対する、預かった消費税等の2,400円から、支払った消費税等の1,200円を差し引いて、残りの1,200円を納める形になります。つまり・・

★  売上  30,000円 + 税 2,400円

-  仕入  15,000円 + 税 1,200円

=  納税           1,200円 ←これを納める

という感じでしょうか。

預かった消費税等から、支払った消費税等を引いて、残りを納税する!

というのが基本のカタチです。

お?ということは、預かったものを払ってるだけだから、別に税率変わってもそうそう変化ないんじゃないの??

預かった分を取り分けしといて、残ったのを納めれば良いじゃん!

と思いたいところですが、・・実際は・・まあ、一緒くたになります。。

ひばさんが以前、会計事務所の勤務時代に担当させていただいた、中小企業の9割方が消費税等と売上をまとめて現金管理していました。

だって、手間かかりますし・・!ほとんどの方が、32,400円もらったら、32,400円をそのまま預け入れします。もちろん、消費税等分の金額を分けて、別の銀行口座に2,400円を預け入れる方もいらっしゃいましたが、その方々はある程度の規模がある会社だったり、担当さんが日々の消費税計算を頑張っている場合でした。

中小企業や個人事業主さんなどは、自分で現場の作業もして、自分で営業もして、さらに自分で事務もして・・という場合もザラにあります。そんなとき、いちいち消費税なんて意識してられないですよね。

また、会社(法人)をやっていると、消費税以外にも法人税やら地方税やらと税金がかかってきますが、基本的にこれらは「会社の儲け」にかかってきます。

つまり、儲かっているところは納税額が出るけれど、赤字のところは税額出ませんよ。ということです(均等割りという、最低限の額は納めなければなりませんが。)

ところがどっこい、消費税等は・・儲かってても、儲かってなくても、「課税事業者」となれば黒字でも、赤字でも納めなければならず、さらに法人だけではなく、(条件にはまれば)個人事業主でも納税の義務が出てくる可能性があります。

消費税等は、決算終了後2か月以内に納める様に!

と決められているのですが、消費税分を分けずに現金管理していたり、そもそも消費税等の現金を取り分けていても、資金繰りが苦しくて使ってしまったり・・などという場合も多々あります。こんなとき、消費税等の納付はかなりの負担です(/ω\)

決算が終わって、消費税等の納税額が〇十万、○百万!ついでに(?)会計事務所に決算料も払わないといけないし!

と来たとき・・、あらかじめ資金の準備ができていれば良いのですが、やっぱり資金繰りがつかないよという場合、どうしたら良いのでしょうか。

基本的に、消費税等は一括納付となっています。相続税や所得税など、ものによっては最初から延納や分割という選択肢があるものもあるのですが、消費税等は一括納付です。

それが消費税です!

資金繰りが苦しくてどうしても納税できないときの手段は

払う気はあるんだ!

いや、でも・・手は尽くしたけど・・ムリムリってとき・・

その1 税務署に直接相談に行く!

分割納付の相談に行く・・!という選択肢があります(えへへ)。

「分割でも良いよ!」と法律で決まっているわけでは無いのですが、相談するという選択肢はあるのです(消費税についてですよ!)。

じゃあ、税金の相談って、どこに行けば良いのかしら~・・と迷いますよね。

いろんな税金が存在しており、管轄が市役所だったり、県庁(地方振興局)だったり、税務署だったり・・と様々です。消費税等は国税と地方税を合わせたものですが、納税相談は税務署でございます。

納税がムリ!金額ムリ!となりましたら、黙って滞納するのはやめましょう

延滞税や不納付加算税とか、不穏な雰囲気の税金も加わりますし、税務署の心証も悪化します。

資金繰りがつらいときは、いつ払えるかなんて想像つかない場合が多いのですが、「いくらだったら払えるのか」「いつだったら払えるのか」「どんな資金繰りになっているのか」などを説明することで、分割納付に応じてもらえる可能性は残っています。

税務署というと、苦手意識を持つ方が沢山いらっしゃいますが、敢えて対立する必要はありません。特に、税理士さんを頼んでいない社長さんや個人事業主さんは、納税相談などを通じて仲良くなっておいた方がお得かと思います。

あと、ファクタリングといって、「売掛金を売却して現金に換える」手もあります。

その2 ファクタリングで資金調達する(法人に対して売掛金があるとき)

私が税務署に相談に行ったときは、それほどメジャーではなかった(?)と思うのですが、コロナが流行った後、「ネットで割と簡単に相談できる」様になり、利用される方が増えたのではないかと思います。持っている売掛金そのものを買い取ってもらって、現金を受け取る方法です。

たとえば、2ヶ月後に入金になる大きい売掛金があれば、資金繰りは楽になるんだけど~(^_^;

という場合などに使用できます。

分割の相談に税務署に行くのもドキドキしてダメだ!来月の・・!この売掛金さえ先に手に入れば・・!!!という場合はファクタリングという手段があることを思い出してください。

ただし、ファクタリングを行う事によって手数料はかかりますし(これはファクタリングの会社によって異なります)、請求書だけで売掛金を売却できるわけではないので、事前に確認が必要です。

ファクタリングについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。↓↓↓

ファクタリングがどんな雰囲気か見てみる方はコチラ

あとは、カードの納付も考えて!

その3 法人のカードで税金を決済する。

2024.2月現在、各種税金でキャッシュレス決済がズンズン進んでおります。。

この記事を当初執筆した当時は無かったのですが、2024.2月現在はカードでの納付が可能な税目がたくさん増えています。

今回は消費税についての記事ではありましたが、この記事をごらんになった皆さんが悩まされている税目、もしかしてカードでの納付が可能かもしれません

カードの場合は、やっぱり分割手数料はかかりますが「分割での支払い」を選んだり、カードにすることによって資金が動くタイミングをいくらか伸ばすことが可能です。

ただ、

いずれにせよ納税に困るということは、資金繰りがあまりよろしくないという事だと思いますので、安易に「大丈夫!分割できるし!」「カードやファクタリングもあるし!」とか思わず、資金繰りの見直しもしっかりするようにしましょう。

そもそも資金繰りの相談をしたいときは、税理士さんが本職ですので、まだ税理士さんを頼んでいない場合は探してみるのも良いですよ

*この記事は、ひばさんの個人的経験を紹介するもので、消費税等の分割を積極的に薦めているものではありません。個別の納税に関する疑問や不安は、税理士へ相談いただくか、直接税務署へお問い合わせください。

分割納付した、その後はコチラの記事でご報告しています。

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