こんにちは、事務屋ひばさんです(`・ω・´)
みなさん、電子申告って聞いた事がありますか~??
そう、確定申告をする時や、社会保険&雇用保険の申告書などを提出する際に、ネットでポーンとできるアレでございます(*’ω’*)←(雑)
実際にやってみますと・・まずは、ICカードのリーダライタが必要であったり、法人の代表者の住基カードに電子証明書を格納したり、ソフトを入れたり・・と、ほんっとめんどくさい!!
それでも、ひばさんが経理になった当初は、「世の流れは電子申告だから、頑張ろう・・頑張ろう・・」と苦しみながら電子申告をできる状態まで頑張りましたよ(*’ω’*)
そして、法人の決算からの確定申告は、めでたく電子申告で。
でも・・でも・・
なんのメリットも感じられず、翌年の法人確定申告は紙で申告しました(/ω\)
折角ICカードリーダライタも買ったけど・・。
だって・・だって・・
費用対効果を考えると、申告書は紙にサクッとプリントアウトして提出して、空いた時間で別な作業をした方がよかろう。と思ったし。
でも・・でも・・
同じ設備を使って、労働保険の申告書や届出も電子申告ができることが判明(`・ω・´)さらに、地味にこちらの方は簡単にできたのです!ということで、現在では労働保険関係&社会保険関係のみ電子申告している状況でございます。
中途半端な電子化が図られたひばさんの周辺。若干、世の波に乗れた気でおりますが。
ところが!
ひばさんのボスのところに1枚のお知らせハガキが来たのであります。
マイナンバーが云々・・カードの申請が云々・・
よくわからないので、ちょっと調べてみました。そう、マイナンバー対策ってなにもしてないので、全然知識がありませんでしたよ( `ー´)ノ
そもそも、今までの電子申告とは・・
そもそものところ、今までの電子申告では何をしていたのか・・ですね。例えば、確定申告などで申告書を税務署に提出する際を見てみます。
紙ベースでの提出ですと、申告書を作成し(手書きやパソコンで)、本人の署名&押印をし、税務署へ持参もしくは郵送で提出をしていました。
ところが、電子申告では、この確定申告書をパソコン上で作成し、ネットを通じて税務署へ提出できるのです。
ただ、これだけですと、申告書を作成して提出してきたのが本人かどうか分かりませんね。なり替わりだってあるかも・・ということで、電子申告をしようとする際は、「本人確認」を行わなくてはなりません。
この「本人確認」には、住基カード(住民基本台帳カード)を使います。ただし、ただの住基カードではなくて、カードの中に電子証明書を格納してもらいます。
確定申告書を送信しようとする際には、この電子証明書を付けて送信しなければなりませんが、パソコンにカードを読み取らせるには、ICカードリーダライタを使用します。
提出する際は、確定申告書をパソコンで作成し、ICカードリーダライタを接続。住基カード(電子証明書を格納済み)を挿入、認証をして送信!という流れで電子申告をしてきたのでした。
住基カードから個人番号カードへ
今年(2016年)1月より、個人番号カードが交付されましたね(`・ω・´)
あんまり詳しく見てこなかったのですが、実はこの個人番号カードが交付されるにあたって、住基カード(住民基本台帳カード)は新規の交付と、更新は終了したのだそうです。
そして、今後電子申告を行う際には、「本人確認」には「個人番号カード」を使うようになります。
さらに、この住基カードと個人番号カードは同時に持つ事が出来ないそうで、個人番号カードを入手する際は、住基カードを返却しなければなりません。
そして、なんとこの個人番号カード、電子証明書は標準装備なのだそうです。
住基カードの時は、いちいち役所へ行って、電子証明書の格納手続きをしなければならなかったのですが、個人番号カードは・・発行するだけで電子証明書がついてくる・・!
といういことは、電子申告をする予定の方は、早めに個人番号カードを入手した方が良いかもしれません(`・ω・´)
ところが!
ICカードリーダライタが使えるか・・要チェック
それほど高価なものではないのですが・・なんと・・個人番号カードの読み取りに対応しているものと、していないものがあるのだそうです!
えーっ!
早速チェックしてみますと、ひばさんの使用していたものは・・なんと、個人番号カードの読み取りには非対応!
そんな・・!
なんで・・!
一番安いの買ったから・・!?
品質は変わらないと思っていたのに・・( ;∀;)
申告以外には使わないICカードリーダライタ・・申告に使えないとなったら、一体これはどうしたら・・(;´・ω・)
これから電子申告を行う方は、よくよく確認してから購入する様にしましょう・・(`・ω・´)
おまけに
ということで、時代の流れに乗って電子申告をするためには
①個人番号カード
②個人番号カードの読み取りに対応したICカードリーダライタ
が必要という事が分かりました。
個人カードは、社長に「すみません、個人番号カードを取ってください。」と言って取ってもらい、「すみません、個人番号カードに対応したICカードのリーダライタを買いたいんですけど、購入伺がいに承認お願いします。」という手続きが社内で必要です・・。
はじめて電子申告をした際の「えー・・まだ何かソフトを入れないとダメなの~?」とか「えー、これは一体何のことを言ってるのやら・・?」という苦労を考えると・・正直、再び電子申告をしようという気が起こりません。
そう、心は折れたままです。
2回ほど、確定申告を紙で提出していますので、あれから2年の月日が流れたという事でしょう。
しかし、心は折れたままです。折れたまま、固まったとみていいでしょう。やだ、もうやりたくない・・( ;∀;)
導入当初は「大丈夫、大変なのは最初だけ。来年からはきっと楽になる!」と思いながら頑張ったものでしたが・・。翌年からは電子申告から逃げたひばさん。次年度の確定申告も、紙ベースで提出する気満々ですが、労働保険などの申告も紙になってしまうのだけが残念です。
ところが・・
セキュリティ・なりすまし対策で、再検討となってしまったようですが、この「ICカードリーダライタを使った個人認証」から、「携帯電話を利用して証明をする方法」が今後出てきそうなのです。
ということは、ICカードリーダライタも将来的には不要になるのかしら??ということですね(`・ω・´)
ICカードリーダライタも、そうそう使うものではないので・・しばらく紙提出で頑張った方が良いのかしら!やった!と思いますが、いかがなものなのでしょう。
いずれ、いやだいやだと言ったところで、電子申告になるのでしょうが・・もっと制度的にシンプルになると取り組み易いのですけどね~・・。
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